「猫が生まれ、面倒見切れないからと動物保護センターに持ち込んで処分しようとしている人がいます。」との連絡を受け、何度もメール、電話でやりとりした結果、ねこの会が費用を負担することで手術に同意、処分はせず面倒を見続けるという約束を取り付けました。
今日は、母猫と子猫(3月生まれ)5匹、計6匹を手術のため病院に搬送しました。
もともと心優しい兄ちゃんが、雨に打たれた猫ちゃんを拾ってきたのが始まり。面倒を見ていたが、その猫がなんと妊娠していて、子猫が5匹も生まれどうしていいやらわからず、これ以上増えたらご近所にも迷惑になるし、と困っていたとのこと。
兄ちゃんは失業中で、面倒は家族の負担に。結局お母さんが怒って、子猫を処分する!と宣言したとのこと。猫を引き取りにいったとき、お兄ちゃんは就職に向けて会社の面接にいっていました。お母さんが「今回のことで兄ちゃんが仕事をしなくちゃ、と思ってくれてよかった。どうもありがとう。」と喜んでくれました。
猫ちゃんを保護するだけでなく、不妊手術するところまで頭に入っていれば、困ることは起こらなかったでしょう。今後は困る前に相談してくださいね、と笑顔で別れました。